新潟市の注文住宅費用相場は？土地あり・なしの費用も詳しく解説｜内装リフォーム工事を行うなら新潟市の合同会社BOW（バウ）まで

新潟市で注文住宅を購入する前に、費用相場を確認しておきたいという方も多いでしょう。注文住宅の費用は、「土地を所有している場合」と「土地を新たに購入する場合」で費用が大きく異なってきます。

また、近年の注文住宅はフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2種類があるため、どちらを選ぶかによっても費用相場は変わります。

そこで今回は、新潟市における注文住宅の費用相場や、注文住宅を計画する際の注意点などを詳しく解説していきます。

注文住宅とは

注文住宅とは、購入した土地や所有している土地に建築する自由設計の家です。建売住宅とは異なり、デザインの自由度が高いというメリットがあります。なお、近年の注文住宅は「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」に大別されます。

フルオーダー住宅は、木材や断熱材、窓の種類などをすべて指定して計画建築する住宅です。自由度は高くなりますが、建築に関する知識も必要になります。

一方、セミオーダー住宅は、基本的な仕様が事前に決まっています。お風呂や洗面台、トイレなどの設備も最初から決まっているのが特徴です。ただし、色や設備のタイプなどは依頼者が決められます。セミオーダー住宅でも依頼者が間取りを決めることができ、設備のグレードアップやグレードダウンも可能です。

近年ではセミオーダー住宅を選択する人が多いため、「注文住宅=セミオーダー住宅」と考えてもいいでしょう。

新潟市の注文住宅における費用相場

新潟市の注文住宅は、坪単価約76万円〜77万円が相場となります。建坪30坪であれば、約2,280万円〜2,310万円が相場です。建坪40坪なら約3,040万円〜3,080万円、建坪50坪なら約3,800万円〜3,850万円が相場となります。

この相場は土地なしの相場です。土地を新たに購入する場合は、上述の金額に土地の費用も加算されます。新潟市の土地相場は地域によって異なりますが、坪単価約5万円～37万円です。そのため、建坪30坪であれば、約2,280万円〜2,310万円に、土地の金額約150万円～1,110万円を合算した金額が、土地と建物の総費用となります。

新潟市の注文住宅には付帯工事と諸経費も必要

注文住宅を建てる際には、建物と土地以外にも付帯工事や諸経費が必要になります。それぞれの種類と費用を確認していきましょう。

付帯工事の種類と費用

付帯工事の種類と費用は建物の条件や立地によって異なりますが、総額で数百万円はかかると思っておいた方がいいでしょう。

主な付帯工事と費用相場は、下記のとおりです。

・古い建物の解体工事費：90万円～115万円
・測量、地盤調査費：8万円～10万円
・地盤改良、基礎補強工事：130万円～330万円
・ガス、給排水管引込工事：50万円～100万円
・エクステリア工事関連費：50万円～200万円
・インテリア関連費用：140万円～330万円
・ＴＶアンテナ、通信回線工事：1万円～2万円
など

諸経費の種類と費用

諸経費とは、税金や各種登録費用のことです。主な諸経費には下記のような種類があります。

・手付金：物件価格の5～10％
・印紙税：1万円～2万円
・登録免許税：固定資産税評価額×税率
・表題登記費用：9万円～12万円
・火災保険、地震保険：10万円
・仲介手数料：売買価格によって異なる
・不動産取得税：固定資産税評価額×4％
・確認申請、竣工検査料：15万円～25万円
・住宅ローン関連費用：借入額や金融機関によって異なる
など

新潟市で注文住宅を計画する際の注意点

注文住宅を計画する際には、下記のような点に注意する必要があります。

・ライフスタイルを考慮してプランニングする
・変更しやすい間取りにする
・現実的な資金計画を立てる
・信頼できる工務店を選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ライフスタイルに適したプランニングをする

家を新築する際には理想の生活を思い浮かべてしまいますが、「理想の生活と現実とは大きく異なる」という点には注意が必要です。理想の生活に間取りや設備を合わせてしまうと、日常生活でストレスが溜まる可能性があります。

たとえば、洗練されたキッチンは見た目にもおしゃれで気分を高揚させますが、実用度が低ければ活用しなくなってしまう恐れがあります。特に掃除や片付けが苦手という人は、オープンキッチンは避けた方が無難です。収納スペースが多く、実用度の高いキッチンにした方が利便性は高まります。機能豊富な設備も、自分のライフスタイルで適しているかどうかを検討したうえで導入しましょう。

変更しやすい間取りにする

現在のライフスタイルがいつまでも続くとは限りません。たとえば、子供2人の4人家族であれば、将来的に子供が成長して家を出て行くと考えるのが自然です。

そのため、子供部屋をいつまでも子供部屋として利用するのは効率的ではありません。子供部屋や寝室、脱衣室などは可変性を残し、ライフステージに合わせて活用できるようにしましょう。二階建ての戸建ては、「老後に1階だけで生活できるようにする」といったプランも考えられるでしょう。

エアコンの配管や窓、電気スイッチの配置にも注意が必要です。収納の内部に作りこんでしまうと後で調整しづらくなり、使い勝手が悪くなってしまいます。

現実的な資金計画を立てる

注文住宅の計画は 資金によって大きく左右されると言えます。資金が潤沢にある場合は別ですが、そうでないときには、新しい暮らしに負担がかからないような予算を算出しなければいけません。返済に追われる毎日では、念願の注文住宅を建てても満足感は得られないでしょう。

注文住宅の計画を立てている間は気が大きくなり、無理をしてでも予算を投入したくなりますが、現実的な視点で経済的な負担がかからないようにすることが大切です。注文住宅には、土地や建物の費用のほかに諸経費が掛かるということも忘れないようにしましょう。

住宅の購入費用は、年収の5倍が目安と言われています。しかし、年収600万円の人が3,000万円の注文住宅を購入した場合、ローンの返済額によっては日々の生活を圧迫する恐れがあります。住宅ローンの利用を前提として注文住宅を購入するときは、金融機関のシミュレーターなどを使って無理のない返済ができるかどうかを必ずチェックしましょう。

信頼できる施工会社を選ぶ

信頼できる施工会社選びも、気をつけたいポイントです。知名度だけで選ぶのではなく、事前にしっかりとリサーチをしたうえで理想に合う施工会社を選びましょう。

施工会社を選ぶ際には、1社に絞り込まず複数の会社から見積りを取って比較検討することが大切です。各社の見積書を比較すれば、費用の相場を把握できるようになります。

費用以外にも、担当者とのコミュニケーションのしやすさや過去の実績、アフターサービスの充実度なども 含めた比較を行い、施工会社を選択してください。

まとめ

新潟市で注文住宅を購入・建築する前に費用相場を把握しておけば、現実的なプランを立てることができるようになります。費用相場だけではなく、注文住宅を計画する際の注意点も確認しておくと、より安心です。